山　行　記　録

【天候】（晴れのち曇り）　

【メンバー】単独

【概要】
昨日の朝日連峰に引き続いての山行だが、今日は久しぶりの相棒と一緒の山行。といっても相棒は久しぶりの山で無理ができないので今日は山形神室までとした。山形神室、仙台神室には２カ月ほど前に来ている。しかし天候は悪かったために、ただ歩いただけとという印象だった。南蔵王連峰もそうだがこの北蔵王連峰も日帰り登山するには格好のコースがいろいろあって楽しいところ。

【山行メモ】

[1999.9.5]
◇11:30 笹谷峠駐車場　　◇12:30 ハマグリ山　　　◇12:55 トンガリ山　　　　

笹谷峠に着いてみると駐車場は満杯で車は道路まで溢れている。
今日は前日よりも気温が高く、まったく残暑と言っていいほどの暑さだった。
しかし、ハマグリ山を過ぎると吹いてくる風は涼しく、ススキや笹が風にそよいでいる。もう秋を感じさせる風景だった。

ハマグリ山、トンガリ山と少し登り下りがあるものの快適な稜線歩きが続いている。
昼食を終えて下山してくる家族連れに多数、すれ違う。
また、ハクサンイチゲ、ハクサンフウロ、タカネナデシコなどの可憐な高山植物も登山道にはまだ咲いていて楽しませてくれた。

◇13:30-14:30 山形神室山頂　　　◇16:30笹谷峠駐車場

山頂からは仙台神室が望めた。しかし、双眼鏡を出して眺めてみたが他に登山者が見当たらなかった。
そうすると、あの駐車場の車は、ほとんど雁戸山方面に登っている人達のものだろうか。

山頂に到着してすぐに銀マットを広げ遅い昼食にする。
今日のメニューはおにぎり、ラーメン、漬け物、ショートケーキ、ヨーグルト、果物（マスカット、パイナップル、梨）、コーヒーなど盛りだくさん。全くハイキングである。遅い時間だったために通り過ぎる登山者も１名だけ。静かな山頂での憩いのひとときだった。食後は相棒は文庫本で読書。私は昼寝である。

天気さえ良ければまだまだのんびりしていたかったが、だんだん雲行きが少し怪しくなってきていた。先ほど見えていた仙台神室はもう雲に覆われてしまい見えなくなってしまった。周囲にも少しガスが流れている。やむなく１時間ほど休憩して下山する。

しかし、ガスに覆われても天候はそう崩れることもなく、下山路ものんびりと歩く。ハマグリ山ではまた日が差してきたために銀マットを再び広げ、昼寝。相棒は文庫本を取り出した。

駐車場に着く頃はもう夕刻が迫っていたが、それでも登山者が数人登っていく。どこまで行くのかわからなかったが戻ってくるときはもうすっかり暗くなっているだろう、とひとごとながら心配になった。
下山後、山形市内のスーパー銭湯「テルメ」で汗を流した。

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