山 行 記 録
【平成２８年１月２１日／蔵王連峰 坊平高原〜刈田岳】
最後は御清水の森を下る
【メンバー】２名（妻）
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】刈田岳1,758ｍ ※お田ノ神まで
【地形図】（2.5万）蔵王山、（20万）仙台
【天候】風雪と濃霧
【参考タイム】
ゲレンデトップ10：30〜お田ノ神避難小屋（休憩）11：10-11：50〜ゲレンデトップ（滑降２本）〜駐車場13：00
【概要】
天気予報はよくなかったがゆけるところまでならばとライザスキー場に。晴天の時にでもゆければよいのだがそうそう都合よくはゆかない。今回はカミさんの山スキー足慣らしも兼ねている。ゲレンデは霧が濃くゲレンデトップからは風雪も厳しかった。こんな天候でも一人や二人のトレースはあるものだが今日は誰も登っている人はいない。今日は吹雪仕様で身を固め目出帽もセットして万全の装備で歩き出す。前回はヤブも目立った蔵王だがこのたびの寒波で積雪は十分。むしろ例年よりも多いくらいか。ただ風が強いためだろうか。フカフカのパウダーというよりも少し堅めのパウダーといったかんじでラッセルというほどスキーはくるぶし程度しか沈まない。リフト終点からは４０分ほどでお田ノ神避難小屋についた。小屋はほとんど氷詰めのような状態になっていて蔵王における気候の厳しさを思わせる。窓を開けてみたら内部に雪が大量に吹き込んでいてしばらく排雪作業に時間を費やした。小屋ではストーブに火を付けて少し早めのランチタイム。外は相変わらず悪天候だったが小屋に入ればぬくぬくの天国である。他にやってくる人もなくボクたちだけの貸し切りだった。こんな日にがんばってみても少しも楽しくはない。刈田岳も馬ノ背もすべて中止と決める。そうなるとシールをはがしてそうそうに下山を開始する。予想以上の降雪があったおかげで天気は悪くとも雪質はかなりいい。ゲレンデトップからはリフト下や樹林帯のツリーランに遊びながら御清水の森のパウダーを楽しんだ。
ゲレンデトップは風雪とガス
氷詰めのようなお田ノ神小屋
小屋には大量の雪が吹き込んでいてびっくり
小屋の中はストーブのおかげでぬくぬく
御清水の森もパウダーがいっぱい
軌跡図