展望はないけれど花々を楽しみながら歩きました
ヨツバヒヨドリやオニアザミが盛りです
【概要】
今日は温泉泊りの予定なので、その前の腹ごなしを兼ねての山登り。県内はあいにくの曇り空だが山形市ならば晴れそうだと笹谷峠まであがってみた。しかし雲の中に入ってしまい稜線はほとんどガスの中だった。こんな天候でも登山者はいて大概の人達は雁戸山をめざして反対側に歩いていった。
晴れていれば山形市の市街地を眺めながらのハイキングコースだが稜線に上がると全く展望はなくなってしまった。そのかわりといってもなんなのだが高山植物は意外と多い。しかたがないので花々を愛でながらときどきカメラを取り出した。もっとも目立つのはオニアザミで、山道の両側にも溢れるほど咲いている。刺が痛いのがちょっとつらいのだが。ほかにはヨツバヒヨドリやハクサンフウロ、ミネウスユキソウ、タテヤマウツボグサ、ホタルブクロ、ミヤマナデシコなどなど。
山形神室には２時間ほどで到着した。途中、何度か追い越したり追い越されたりした若い二人連れが休んでいた。雨が降らないだけ増しのような天候の中、シートを広げてしばらく昼食タイム。早くも仙台神室をを往復してきた単独の人が立ち寄って行く。天候の回復を待ってみてもほとんど変化は無いようだった。ボク達も展望さえよければ仙台神室まで足を伸ばしても良かったのだがまた来るときもあろだろうと今回はあきらめることにした。
山頂を後にしても天候の悪さは相変わらず。ガスにすっぽりと覆われてしまっては景色の楽しみもなかったが涼しいのがありがたい。この時期、高山でもないこの山は日差しが強ければ熱中症にもなりかねないのだ。とそんな負け惜しみをつぶやきながら笹谷峠をめざした。
