山 行 記 録
【平成２８年８月２４日／刈田岳駐車場〜刈田岳〜熊野岳】
幻想的な色合いを見せるお釜
【メンバー】２名（妻）
【山行形態】日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】刈田岳1,758ｍ、熊野岳1841ｍ
【地形図】（2.5万）蔵王山、（20万）仙台
【天候】晴れ
【参考タイム】
刈田駐車場13：50〜馬ノ背14：05〜熊野岳15：30-50〜刈田駐車場16：30
【概要】
連日の猛暑のため夏バテ気味の毎日が続いている。食欲もないことから涼しいところで昼食を食べようと蔵王のトレッキングにでかけてみた。予定では軽く大黒天から登るつもりだったが１４００ｍ付近から濃霧に覆われてしまいあっさりと取り止め。視界もなくなったことから大駐車場からの軽いハイキングに切り替えることにした。登山リフトは動いているもののこの天候なので乗客も数えるほどしかいなかった。準備をしていると埼玉から来たという若い女性二人が近づいてきて「これから山登りですか」と聞かれたのでここからの登山コースを簡単に説明した。視界がなかったせいもあり短時間で登れることを知って喜んでくれたようだった。
天候は午後から下り坂という予報に反して逆に晴れて行くようだった。濃霧が逆に良い効果を出してくれたのだろうか。お釜の色合いがいつも見るよりもより幻想的で目を見張った。こんなに神秘的なエメラルドグリーンもめずらしく車でのぼってきた観光客も一様に感激している。ボク達は刈田岳の避難小屋でランチタイムを楽しんだあと熊野岳まで足を伸ばしてみた。かたわらにはオヤマリンドウが盛りを見せていてほかにはヤマハハコやイブキトラノオ、アキノキリンソウなどが咲く。夏の花はすっかり姿を消してしまい秋の気配が濃厚だった。ボク達は登山者もいなくなった熊野岳でのんびりと休憩をとった。当然ながら山頂は下界の猛暑が信じられないほどの涼しさに満ちていてすぐに下山する気にはなれなかった。
刈田岳からのお釜
このあと避難小屋で昼食です
馬ノ背と熊野岳との分岐点
登山道はすっかり秋模様
オヤマリンドウが花盛りでした
天候がいまひとつのため乗客はわずか
マイカーも数台程度でした