山 行 記 録
【平成２８年１２月１０日／志津〜姥沢】
暴風雪の姥沢
まもなく見えなくなるほど荒れてきたためジエンド
【メンバー】単独
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】月山
【山名と標高】姥ケ岳 1,669.7m ※姥沢まで
【地形図】（2.5万）姥ケ岳、（20万）村上
【天候】吹雪
【参考タイム】
志津温泉9：20〜姥沢11：35〜志津温泉12：30
【概要】
志津温泉は風雪が舞う悪天候だった。こんな荒天にもかかわらず車が６台ほど停まっていて驚くばかりだが県外からのお客さんもけっこういる様子。車の中で身支度を終え外に出ると見覚えのある３人パーティがいた。この時期になるといつも出会っている○○嵐さんたちだった。悪天の中無理をしてもしょうがないので今日もまたトレーニングと称し行けるところまでとシールで歩き出した。先行者は二人いる様子でトレースをもくもくと追って行く。積雪量はかなり増していて電柱コースもぜんぜん問題ないレベルまで埋まっている。姥沢近くで３人パーティが追いついてきたため先にいってもらった。若い人は体力が全然違うようだった。
予想通り姥沢は大荒れで目を開けていられないほどだった。３人パーティは一休みもとらずにリフト方面へ向かってゆく。トイレの軒先で先行者の一人が休んでいたので少し立ち話。朝日町の若者で山スキーをはじめてまだ２シーズン目とのこと。ラッセルのお礼を述べたらトップをゆくもう一人がラッセルをしてくれたとのこと。そのラッセルマンはあまりの悪天候に上駅を断念してリフト乗り場から引き返してきた。写真を撮っている間にも風雪は一層激しさを増してくるばかり。あまりの寒さに指先の感覚もなくなってきたのでここで引き返すことにする。単独はいつでも変更可能なので気軽だ。電柱コースは久しぶりの激パウダー。小さな枝がときどき邪魔をするもののやっと訪れた深雪はうれしいばかり。昼近くになっても登ってくる人がいてときどきすれ違った。
荒天にもかかわらず県外ナンバーも多い
モノズキですなあー
トレーニングと称し黙々と・・
風雪の六十里越街道分岐点
姥沢近くで後続が追い付いてきた頃
この時期いつも出会っている若い３人パーティでした
風雪に霞む姥沢
あまりの寒気に指先の感覚がなくなってゆく
シールをはがすのも一苦労でした