若女平と西吾妻山
【概要】
ゲレンデ情報によるとリフトトップでの積雪は１９０センチとなり今日は久しぶりに若女平のツアーコース。前日も悪天候ながら梵天岩へと偵察行を行っている。天元台は雲ひとつないドピーカン。リフト監視員によるとこれだけ晴れ渡るのは今シーズンでも初めてだという。北望台からはジャケットも不要となり最高の山スキー日和となった。西吾妻山からは久しぶりに東斜面をひと滑り。クリーミーなパウダーはあまりにも快適で本来ならば無木立の一枚バーンは何回も登り返したいところだが風邪気味のためちょっと弱気。今日は無理しないことにした。西吾妻小屋へと登り返せば若女平へと滑降を開始する。稜線からしばらくは積雪はたっぷりとありどこでも自由自在に滑って行けるのはツアーコースならではである。しかし若女平が近づくにつれて藪っぽくなり小枝もじゃまをするので登山道スキーに切り替えた。この辺りは昨シーズンの１２月３０日の時とほぼ同様という感じだ。気になる細尾根も積雪はたっぷりとあり通過には支障がなかった。唐松林を抜けた急斜面が少し厳しかったが強引にスキーのまま下る。藤右衛門沢にかかる小橋もスキーで通過できたのは幸いだった。雪が少ない時期のここの通過がけっこう恐怖なのだ。これで今シーズン１３戦目。寡雪のためちまちまとした山スキーが続いていたがツアーコースを滑ったことでようやく一区切りがついた気がした。
