大平におりてきてようやく晴れ間が出てきました
【概要】
大平下りは４年ぶり。置賜地方は７日夜から降り続いた大雪のためかなりの積雪量だった。ファットスキーでも膝ラッセルなのだ。さらにホワイトアウトも重なり稜線は雪中行軍のようであった。雪面もほとんど見えないとあって何でもないところで転倒したりした。通常であれば藤十郎からは林間を縫いながら滑降を楽しめるのだが間々川まではほとんどが下りラッセルだった。ようやくスキーを楽しめたのは間々川渡渉点への急斜面から。みんな思い思いに激パウダーに酔いしれる。このころから天候はようやく回復の兆しが見え始め雲間から青空ものぞきだした。標高もかなり下がったおかげだろう。1393ｍピークからは軽いパウダーを巻き上げながらのツリーランとなり下りラッセルとは無縁となった。心配した林道も予想以上にスキーが走った。積雪も豊富なのでつづら折りの林道もほとんどショートカットで降りて行く。一時はヘッデンも覚悟した今日の大平だったが後半は予想外のハイペース。夕暮れ前に大平公民館へと戻ることができホッと胸をなで下ろした。
