下山後は遊佐町のビュースポットに
今回は菜の花畑の目前から撮影してみました
【概要】
四日振りの笙ケ岳。前回があまりに良かったので今回は近くの宿に停まりのんびりとスキーハイキングを楽しむことになった。たった四日間とはいえ雪解けは急速に進んでいる。鳥海ブルーライン沿いの桜は早くも散りはじめ代わりにブナの新緑が徐々に高度をあげてきている。平日とはいえ大平の駐車場はけっこう塞がっていて今日も県内外から登山者やスキーヤーが訪れていた。急坂を登り切ると近くにいたはずのスキーヤーはみんなバラバラになり拡散していった。連れ合いの体調が今一つということもありゆったりモードだったがそれでも笙ケ岳には３時間弱で到着した。山頂の草むらに腰をおろしてランチタイム。鳥海山を眺めながらのひとときは時間の経つのを忘れるようだった。前日まで荒れに荒れた強風は治まり今日は微風という絶好の山日和。吸い込む空気がたまらなく美味しかった。しかし朝方は厚いくらいの日射しが降り注いだ鳥海山もいつのまにか薄雲が広がりはじめていた。天候は下り坂のようだった。笙ケ岳からの下りはいたってなだらかで広大な鳥海山の西斜面をのんびりとスキーで滑る心地よさはなんともいえない。前回よりも気温が幾分低めのおかげで緩斜面にもかかわらずスキーは快適に走った。急斜面にでると大勢のグループが駐車場をめざして滑降を楽しんでいた。このグループは東京からのツアーらしく東北のあちらこちらで山スキーを楽しみながら移動しているようだった。後片づけをしていると駐車場に大きなマイクロバスがやってきた。
