面白山山頂からは大東岳や中面白山
遠方には二口山塊や蔵王連峰
【概要】
来週は会山行で北アルプスが予定されており今日はその足慣らしのために計画されたもの。個人的には面白山そのものは２３年ぶりなので登ったことがあるとはいっても大昔の出来事のようでもある。その時は天童高原からの往復であったり山頂から長左衛門平を経由する周回コースだったのだが、今回はかもしかコースから登って三沢山を経由し天童高原に縦走するという未踏のコース。興味津々でもあった。下山口に車を１台デポして面白山高原駅から出発した。かもしかコースは最初から急登の連続で息を付く暇もないほど。暑い時期には登りたくないようなコースだったが樹林帯のおかげで日射しも届かず快適だった。途中、長左衛門分岐を過ぎると勾配はさらに増す。ずいぶんと汗を搾り取られたがアップダウンがないので無駄のない登りは心地よいばかり。山頂が近づくと眼下には天童高原スキー場が見えるようになった。山頂には３時間２０分かかって到着。大勢の登山者で賑わっていてボク達は片隅に陣取りしばらくランチタイム。山頂からは大東岳や中面白山がすぐ近くに聳えており遠方には二口山塊や蔵王連峰が続いている。山頂からは三沢山経由で下山。三沢山は９年前に山スキーで登っているがここもずいぶんと久しぶりでほとんど記憶から消えかかっている。急坂を黙々と下るとやがて長命水の水場。岩場から滴り落ちる清水は冷たくて美味しい。水筒を一杯に満たしおみやげにした。長命水からは平坦な歩きとなりダラダラと歩いて行くばかりとなる。樹林帯を抜けるとそこは天童高原キャンプ場。大勢の家族連れなどで賑わっていてさながらどこかのリゾート地を眺めているかのような錯覚に捕らわれてしまった。下山後は面白山高原駅まで戻って車を回収。足慣らしにしては少しハードなコースだったが、かもしかコースから登る今回のコースは記憶に残っていたイメージとは随分違いここは面白山でもお気に入りのコースになりそうな気がした。
