梵天岩
【概要】
当初は西川町の予定ででかけたのだが天候は悪くなる一方だった。目的地まで残りわずかと迫っていたのだがライブカメラを見ても芳しくはなさそうなのを見て急遽、天候の良さそうな天元台へと逆戻り。距離にして１００キロ近くと２時間以上のロスである。このマヌケ振りと不甲斐なさには情けなくなるばかりだが青空の広がる吾妻連峰をみてようやく気もちが落ち着いてきた。天元台の積雪はすでにたっぷりとあり樹氷もかなりできあがっている。しかしウインドパックされた雪面はけっこう堅めでパウダーにはほど遠いようだった。若女のツアーにはもうひと降りもふた降りもほしいところだ。今日はラッセルと入ってもせいぜい１０センチ程度しか沈まない。滑る分には問題ないのだがとても快適とはほど遠い状況だった。それでも好天のなかを心地よく歩けるだけ儲けものと思った方がよさそうだ。登り着いた梵天岩ではホワイトアウトとなりさらにブッシュも結構混んでいたことから今日はここを山頂と決める。梵天岩からの一枚バーンを楽しみカモシカ展望台からはゲレンデを避けて樹林帯をすりぬけながら山スキーの気分に盛り上がる。こんなことができるのも積雪量が多いおかげである。最後は湯ノ平コースから白布温泉へと戻った。
