風雪が続く標高１０００ｍ付近
【概要】
前日の白鷹山でほとほと疲れてしまい今日は山の予定をしていなかったのだが久しぶりに月山の様子も知りたくて志津へとむかった。駐車場にはいつものメンバーが３名いて急遽ニワカパーティができあがる。天候は朝から小雪が舞うというあいにくの空模様。それでも徐々に晴れそうだという天気予報を信じて湯殿山に向かうことになった。コース場にはすでにガイドによるツアーが入っていて深々とした高速道路ができあがっている。ラッセルの苦労はないのだが自分の体調はまだまだ本調子ではなく一歩一歩がきつい。すぐに呼吸困難になりそうな危うさがつきまとう。もくもくと仲間達の後ろをついてゆくばかりだった。石跳川から南東尾根へと上がると風雪がますます厳しくなる一方となる。気温もかなり低く外にぶら下げていたペットボトルは早くもシャーベットと化している。こんな天候の時にがんばってもしょうがなく早めにパウダーを楽しんだ方が良さそうだ。森林限界にでたところで滑降モード。風雪は厳しくシールをはがす作業も困難を極める。しかし滑降となればこれぞ月山の激パウといえるほどの浮遊感。１０００メートル付近まで降りたところでふたたび登り返しとなった。２本目を滑り終えたところでランチタイム。このころになるとようやく雪も小降りとなり時折日射しものぞくようになっていた。
