人形石から藤十郎付近を歩く
【概要】
昨日の大平下りに続いて今日は大沢下り。いつものメンバーに若手のゲストも加わり総勢８名によるツアーとなった。気温は昨日よりも高く平地で１５〜１６度が予想されている。こうなると４月か５月頃といくらも変わらない。この高温のおかげで昨日のアイスバーンも幾分しのぎやすい。人形石東斜面のパウダーを楽しめば広大な弥兵衛平。風も昨日よりは弱めで温かく快適な歩きを満喫する。まわりを見渡せば飯豊連峰、朝日連峰、鳥海山、蔵王連峰、振り返れば磐梯山と猪苗代湖、そして日光連山の山々までが見渡せる。これ以上の展望は望めないほどの大展望だった。２時間ほどで明月荘到着。いつもの冬期入口は分厚い雪壁で塞がれている。しかしＳ田さんが窓から入れるようにしてくれたおかげで温かい山小屋での昼食タイムを楽しんだ。明月荘からはいよいよ長い滑走の始まり。大斜面こそ快適な滑りだったのだが午後になってますます気温が上がったのだろう。この先は湿雪のストップ雪に難儀する羽目に。忠チャン転ばしなどは重い雪に修行のような滑りとなってしまった。砂盛からは突然スノーモービルの踏跡が現れこの修行も終わり。トラックベルトのおかげで難儀することもなく大沢駅へと滑り込むことができ充実したスキーツアーが終わった。
