午後になりようやく霧が晴れてきた
【概要】
恒例の山の会主催による葉山。未明まで降り続いた雨が朝になりようやく上がる。微妙な天候だったが予定どおり実施となり縄文の森へ移動。日射しのない曇り空のなかを出発した。ときどき霧雨がちらつくものの大振りすることもなかった。里山とはいえここは豪雪の朝日連峰の一角。オケサ堀を過ぎると残雪が多くなりルートは極端に不明瞭となる。雲の中に入ったこともあり視界も不良。気温は上がらずまだまだ冬山を感じさせる。防寒着はまだまだ必需品だった。葉山山荘で休憩後も悪天候は変わらない。黙々と視界のない雪原歩きをつづける。ようやく霧が晴れてきたのはカラマツ林を過ぎる頃から。ほとんど色彩のない山歩きが続いていただけにブナ林の新緑の美しさに目を見張る。しかし肌寒さだけは相変わらずで下山後の温泉が恋しくなる一方だった。
