左から三体山、祝瓶山、大朝日岳（登山道から）
【概要】
午後から時間があいたので高戸屋山に登ってみた。高戸屋山はハイキングコースとして以前から歩かれていたところ、やまがた百名山に選定されたおかげで最近は大勢の登山者やハイカーが訪れている。４００ｍにも満たない低山のためあまり気が進まないでいたのだがやはり地元の山とあっては気にかかるところ。登山口の川西ダリヤ園までは約１０キロメートルしかなく裏山の長井葉山よりも近いのに驚いた。コースは東回りと西回りがあるが駐車場からすぐに歩き出せる東回りから周回することにした。公園のような入口付近にはヒメサユリが群生していて華やかさが漂う。登山道に入るとレンゲツツジも見頃を迎えていて両側に咲き乱れる。山道はかなり歩かれているらしく迷うような要素はない。最初こそ急坂だがその後は小さなアップダウンを繰り返しながら山頂をめざす。ところどころに現在地を示す案内図があり傍らには木製のベンチもある。切り開きからは川西町の街並みがみえて展望が楽しめるようだ。遠方には蔵王連峰や吾妻連峰の山並み。５合目付近からは三体山や祝瓶山、大朝日岳も望めるのは意外だった。高戸屋山には約１時間で到着。展望はあまりないのが残念だが三角点がある。山頂からはそのまま直進する形で西回りコースへと下って行く。東回りコースに比べると展望があまりないのが残念。逆光気味のため飯豊山ははっきりしなかった。数えきれないほどのアップダウンを繰り返すと右手に内山沢堤が見える。まもなくすると視界が一気に広がり眼下には小松スキー場に整備された全国一の規模という大きな川西ダリヤパークゴルフ場が見えてくる。遠方には朝日連峰や長井葉山、頭殿山などの山並みもあり景観は抜群だ。少し下ると送電線の鉄塔があり左手の急坂を下ると車道に出る。浴浴センターまどかの目の前を通り過ぎれば川西ダリヤ園の駐車場が目前となった。
