山頂付近が一瞬見えた
【概要】
朝から快晴という天気予報を信じたのだが志津では小雪が舞うあいにくの曇り空。西川町への道中は雨だった。今日は湯殿山の偵察行。石跳川はまだまだ埋まっていないはずなので当然ながら右岸尾根。先客はみな姥沢へと登っていったようで旧１１２号へのトレースはない。最初は踝程度しか沈まずのんびりとスキーハイキング気分。カワクルミ沼はまだ全然埋まっていないので迂回しながら南西尾根へと取り付いた。斜度が出てくるとスキー靴ほどのラッセルとなりＡ谷さんと交代しながら高度をあげてゆく。それにしても曇天は相変わらでで風も冷たい。日射しもないのでかなりの冷え込みを感じるばかり。いったい今日の予報は何だったのだろう。森林限界を抜けてもヤブが予想外に目立ちモチベーションはいまひとつ。視界も良くないので1300ｍ付近から滑降を開始することにした。しかしまだまだ潅木が埋まりきってはおらず積雪はあと２〜３メートルは欲しいところ。小枝が鬱陶しいかったものの今回は深雪のおかげで湯殿山らしい滑りが楽しい。青空が広がりはじめたのはネイチャーセンター付近から。日射しがあるとそれだけで気もちまでも温まった。
