西吾妻小屋前（Ｕ野さん撮影）
【概要】
連休の第２弾は１月４日以来となる若女平。３連休のうちでも今日は一番快晴に恵まれるはずだったのだが山の天候はそうそう簡単ではなかった。前回同様北望台からガスに包まれ視界はほとんどない。がっかりするばかりだが今日は総勢６名という大所帯（？）なので半分お祭り気分。わいわいガヤガヤと梵天岩を経由して北望台からはちょうど１時間で西吾妻山に登り付いた。若干だが福島側のほうが視界がはっきりしていて西吾妻山の山頂からはさっそく東斜面を1本。ここは距離こそ短いが期待を裏切らない深雪のパウダーが楽しめる。無木立の一枚バーンには我も我もと飛び込んでいった。西吾妻小屋で休憩しているとグランデコからＵ野さんがやってきたため小屋内はいっそうの賑わいをみせる。早速御神酒をかかげて乾杯。Ｕ野さんは二十日平の予定だというのだが西吾妻山ではトレースがなかったことを伝えると今日は下りラッセルになるかもといささか心配気味。ボク達は一路若女平へ。ちょっと薄目のパウダーだったが気温が低いこともあり雪は軽くスキーは滑る滑る。６名がバラバラになったが若女平には順調に降り立ちしばしの休憩タイム。若女平から振り返っても西吾妻山は雲に隠れてまったく見えなかった。若女平から細尾根までのダケカンバ帯はこのコース一番ともいえる区間。細尾根めざしてみんな飛ぶように滑ってゆく。結局若女平から西吾妻スカイバレー入口までは３０分しかかからなかった。
