お釜と遠方に雁戸山
【概要】
３連休の最終日。今日はリフトを利用して軽く刈田岳を往復する積もりでいたのだが、多くのスキーヤーで混み合うゲレンデを考えると億劫になり気が変わる。駐車場からはすぐに樹林帯に入りそのままお田ノ神をめざすことにした。人混みにいるよりも静かな樹林帯のハイクアップのなんと気持ちの良いことか。林間にはスノーシューのトレースもいくつかあって今日も登山者が結構登っているようだった。１０番のエコーライン標識に飛び出すとそこからは樹氷原地帯へと変わる。遠方には刈田神社。熊野岳は雲に隠れてはっきりとみえない。暴風ともいえるほどの西風がつらいところだがまずまずの好天といえそうだ。お田ノ神避難小屋は２時間ほどで通過。初めはお田ノ神まで登れればと考えていたのだが眩しいほどの青空が広がると少しずつ欲がでてくる。結局夏山リフト沿いに馬ノ背へと上がり刈田岳に登りついた。山頂では澄川から上がってきた登山者も多くいて大賑わい。ここでは山スキーの方が少数者のようだ。ここでも暴風は治まる様子がなく長居は無用。お釜の写真を撮り神頼みを済ませてから山頂を後にした。暴風は相変わらずだったがリフトの東側は知る人ぞ知る休憩ポイント。無風と豊富な日射しに時間を忘れる。あとは樹氷原、樹林帯とつないで行くだけ。ゲレンデを一切通らないここは山スキーらしいコースといえそうだった。
