高ツムジ山
【概要】
およそ１年ぶりの高ツムジ山。昨日は悪天候もあって消化不良気味だったのだがこの里山であれば少々天候が崩れてもピークだけは踏める。少なくとも林道のラッセルを続ければ山頂には着くのである。最近の筋力低下や体力不足を思わずにいられない。林道にはすでにトラックベルトが延びていた。今日は誰も来ないだろうと思っていたら途中でスノーモービルが追い越して行く。なんとスノーモービルの後ろには子供用の小さな橇４台がロープで繋がれていて、橇には大人が横になりロープにしがみついている。効率はいいのだろうがなんとなく危険な感じがしないでもなかった。一方、山のほうといえば積雪は少ないのかブッシュがめだちいつものようなショートカットがしずらかった。１時間で十分一山到着。フライト地点では３名がテイクオフの準備中のようだった。十分一山からはトラックベルトもなくなりフルラッセルとなる。ときどき小雪が舞ったりするものの少しすると青空が戻ってくる。今日の天候はこんな感じの繰り返しのようだった。高ツムジ山まではさらに１時間１５分ほどかかって登りついた。山頂は無木立の大広場。今日は遠望こそ効かないが四方の眺望はかなり素晴らしいものがありいつきても感激する。街並みからそれほど離れているわけでもないのに遮るものがない大展望が楽しめる貴重なやまがた百名山である。
