鳥海山を眺めながら笙ケ岳へ
【概要】
１０連休の前半は天候がいまいちだったり雑用があったりで比較的軽めの山スキーを楽しむことに。前日道の駅ふらっとで車中泊。全国から訪れた観光や登山目的の車中泊で駐車場はほぼ満車。今年もＧＷ全開といった光景が展開している。今日は無風快晴。雲ひとつ見当たらない山日和が期待出来そうだった。鳥海ブルーラインは午前８時まで夜間通湖止めのためその解除を待ってから大平山荘へと向かう。大平山荘では奇遇にもＯ場さんと久しぶりに出会った。山荘前からさっそくシール登高の開始。斜面を見上げるとすでに多くの登山者と山スキーヤー。いっぽう雪面は結構堅くて相方は登りに難儀する。暑い日射しもあって雪は緩んでいるだろうとスキーアイゼンを車に置いてきたのを後悔した。それでも笙ケ岳が見えてくる頃には雪面もゆるみ順調に山頂到着。鳥海山をながめながらのんびりとランチタイムは登りの疲れを忘れさせてくれる。山頂からはシュプールで荒らされていない斜面を広いながら滑る。今年の鳥海山は積雪が多いようでどこでも滑って行けるのがうれしい。雪面は完璧なほどフラットザラメ。コース上で出会ったスキーヤーはわずかに数人。こんなに快適な笙ケ岳はそうそうないだろうとさえ思う。最後はブナ林のすり抜けて山荘に戻った。
