姥沢への途上で
【メンバー】単独
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】月山
【山名と標高】姥ケ岳 1,669.7m ※姥沢まで
【地形図】（2.5万）姥ケ岳、（20万）村上
【天候】雪（姥沢は風雪）
【参考タイム】
志津8：00〜ネーチャーセンター8：50〜姥沢11：20〜志津12：00
【概要】
今日はネーチャーセンター経由で湯殿山のつもりだった。すでに先人のトレースもありただ足を動かしていればよかったのだが湯殿山はすでに２週続けて山頂を踏んでおり、それに先人のトレースをただ黙々とたどってゆくのも何となく芸がないようで今日は気持ちがいまひとつ上がらない。それで不意に思い立ち途中から姥沢へと方向転換する。状況がよければ姥ガ岳にも登れるわけで我ながらいい案に思えた。昔も何回か似たようなルートで姥沢まで上がったことがあった。しかし今日は積雪はけっこうあってラッセルがきつい。155mmのスーパーファットでもブーツが埋まるほどで急斜面では膝上まで潜る。ペースは遅々として進まなかった。天候もいまひとつで雪が降り止まずときおり視界がなくなる。けっきょく姥沢までは３時間以上かかった。通常は１時間２０分程度で登れるところを今回はその倍以上。姥沢は猛烈な風雪で先人のトレースも全く消失している。今日は姥沢がゴールだな。電柱コースも久しぶりだがここもかなりの積雪があって下手なコースよりもずっと楽しめる。今シーズン一番の激パウ。皮肉なことに途中から青空が広がったがこれも山ではあるあるパターン。今日はへたなところにゆくよりも新鮮でいい体力作りになった。林道に降り立つと先ほどまでの風雪が嘘だったかのようなまぶしい日差しが降り注いだ。
