井戸沢源頭部
【メンバー】単独
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】刈田岳1,758ｍ
【地形図】（2.5万）蔵王山、（20万）仙台
【天候】晴れ
【参考タイム】
リフト終点10：30〜刈田岳11：45〜井戸沢源頭部〜刈田岳12：45〜お田の神小屋13：00〜蔵王ライザ駐車場13：50
【概要】
前日の湯殿山で少々疲れており山の予定はなかったのだが、見る間に晴れてゆく空模様をみて急遽ライザ出かけた。前回からは３週間ぶりのライザ。オープンしてしまったライザにあまり興味はないのだが、晴れたときに見る樹氷原の美しさは格別でそれが手軽に楽しめるのがいい。今回は遅くなったのでリフトを利用する。ゲレンデトップからはツアーコースに沿ってほぼ一直線に登ってゆく。さすがに積雪は増えているが潅木がまだ埋まりきってはいない。難儀しながらもなんとかブッシュをくぐり抜けてゆく。お田の神の広い雪原に飛び出せばそこは樹氷原地帯。樹氷はまだまだだが青と白だけの世界はただそれだけで幸福感に満たされる。ゲレンデトップから刈田岳までは１時間15分。山頂には大勢の登山者がいて避難小屋付近では多くの山スキーヤーで賑わっている。こんな好天の時にただ往路を戻るだけではもったいないので久しぶりに井戸沢の源頭斜面を滑ってみることにする。高度差はあまりないがそれでも雪面はフラットで予想以上のパウダーが心地よい。登り返しをしていると宮城のトラ山さんを始め知った方々に出会いその偶然にびっくりする。暖冬の今シーズン、楽しめるところは限られているということだろう。ついでに隣の斜面も楽しんでから刈田岳に戻った。午後から崩れるかと思われた天候だったがまだまだ好天は持ちそうだ。下りは往路を避けていつもの一枚石沢の源頭部を滑って行く。３週間前はまだヤブ同然だったのだがこの沢はすでに深い雪に埋まっていて楽しみながら滑ってゆけそうだった。
