２年ぶりの冷水山
積雪は結構ありスキーをはずすと股下まで埋まる
【メンバー】単独
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】冷水山1339.8ｍ
【地形図】（2.5万）蔵王山、（20万）仙台
【天候】曇り時々吹雪
【参考タイム】
エコーライン9：15〜冷水山11：10〜エコーライン11：40
【概要】
ライザスキー場の天候は最悪だった。風雪気味に加えて濃霧に寒気。特に気温が氷点下１０〜１１度に強風が加わり今すぐにでも逃げ出したくなるような極寒の世界。視界も悪く上部は風雪か吹雪を思わせるグレー一色である。こんな時にがんばってもせいぜい山小屋までが精一杯。一時は中止しようと思ったのだが高度をあまり上げずにちかくに手頃なピークがないかと思ったら冷水山がある。寒さだけはどうしようもないが少々の風ならば樹林帯が守ってくれそう。そんなわけで今日は体力作りと決め冷水山に向かってみる。しっかりしたベースに２０センチぐらいの新雪はけっこう快適。エコーラインを次々と横切りながら高みをめざす。林間は狭いところもあれば結構広いところもありまあどこでも登って行ける。距離は短いはずだったがラッセルに時間がかかり山頂までは２時間近くかかった。２年ぶりの冷水山。まわりは疎林帯だが山頂部だけはヤブっぽくとても三角点があるような山には見えない。まあピークを踏めただけでも小さな達成感に満たされる。登りに時間がかかったとはいえスキーで下れば早い。フワフワのパウダーはどこでも滑って行けそうだった。
