瀧山山頂
【メンバー】単独
【山行形態】日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】瀧山1362.1ｍ
【地形図】（2.5万）蔵王山、（20万）仙台
【天候】曇りのち雨
【参考タイム】
蔵王温泉（上の台）11：20〜瀧山登山口11：30〜瀧山12：20〜ドッコ沼13：30〜蔵王温泉14：00
【概要】
今日は昼過ぎから雨が予想されていて山の予定はなかったのだが短時間程度ならばと体力作り。県内はどこも厚い雲が広がり山の稜線は見えなかった。交通情報を聞いていると昨夜からの寒気が入りエコーラインは積雪のため通行止め。どおりで寒いワケだ。蔵王温泉からは防寒着とカッパを着て登り始める。あいにくの曇り空とはいえ見渡せば温泉街周辺紅葉の盛りを迎えていた。しかし登るに連れて徐々に視界もなくなってゆく。展望などはほとんど諦めていたのだが山頂に着いたとたん奇跡的に晴れ渡る。山の天候はわからないものだ。日射しが降り注ぎ周囲の紅葉も一気に輝きだした。今日は単純にピストンかコエド越えから最短コースを下るつもりだったのだがドッコ沼への周回コースに急遽変更する。縦走路は落ち葉がクッションとなり心地よいハイキングコースになっている。そうはいっても天候が下り坂なのは間違いなく厚い雲は低くなるばかり。熊野岳などの高山では雪が降っているのだろう。前方にみえるはずの鳥兜山は全然見えなかった。ドッコ沼の紅葉はとっくに終わり冬を待つだけの寂しさが漂っていた。観光客も忘れた頃に一人、二人といった程度。今すぐにでも雨が降ってきそうだったがカミさんから出掛けにもらってきたケーキを思いだしテルモスのコーヒーで一服することにした。温泉街へと下り始めると我慢しきれなくなったのか途中からついに雨が落ちてきた。最初は駆け足気味で下っていたのだがいざ降りがしてしまうとどうでもよくなってくる。それよりも下るほど鮮やかさを増してくる紅葉を楽しんだ方が良さそうだと気持ちを切り替えることにした。
