刈田神社の鳥居
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】刈田岳1,758ｍ ※お田の神まで
【地形図】（2.5万）蔵王山、（20万）仙台
【天候】曇りのち濃霧＆風雪
【参考タイム】
リフトトップ9：00〜刈田岳10：10-10：25〜お田の神小屋10：45-11：15〜駐車場12：30
【概要】
朝方はかなり冷え込み置賜地方では氷点下１１．８度。県内でも２番目の寒さだった。こんな日はきっと晴れるだろうと今シーズン初めて蔵王ライザに向かった。ところがスキー場は濃霧に加えて早くも雪が降り始めている。天候が良ければ下から歩くつもりだったのだがこれからますます荒れ模様になるようなのでリフトを利用して時間の短縮をはかることにする。蔵王の積雪はすでに例年以上とあってどこでもスキーは可能。それだけに今日の悪天が恨めしい。リフトトップから歩き出すと曇天のせいもあって雪面の凹凸はほとんどわからずなんでもないところで転倒しそうになる。時間が経つにつれ視界はどんどん無くなって行く。馬の背が近づいた頃、霧の中から登山者が突然目の前に出現して驚いた。この人もまた今日のあまりの悪天候を嘆いている様子。馬の背伝いに進むのだがすぐ近くのレストハウスもほとんど見えない。刈田神社は氷詰めとなっていて鳥居にはエビのシッポがびっしり。避難小屋で休憩する予定だったがとてものんびりする気にはなれず神社からさっさと下ることに。ゴーグル、目出し帽、ネックウォーマーなど完全装備で向かい風に備える。予想通り下りはホワイトアウトに暴風雪。朝方の予報とはまるで正反対だがこれも蔵王ではよくあるパターン。今更驚くほどではないがさすがに今日は晴天を予定していただけに落胆の度合いが大きい。途中お田の神小屋に立ち寄り小休止。最後はゲレンデには出ずに樹林帯をあちらこちら滑りながら駐車場に戻った。
