若女平
【メンバー】単独
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】吾妻連峰
【山名と標高】西吾妻山2035ｍ ※若女平まで
【地形図 2.5万】白布温泉
【天候】晴れのち曇り
【参考タイム】
白布温泉駐車地点8：30〜細尾根10：15〜若女平11：15-30〜駐車地点12：00
※総上昇量567ｍ、距離5.9km
【概要】
若女平のツアーコースも最近は飽きてきたのかなかなか足が向かない。それならばと今回は逆コースで登ってみることにする。しかし予報もいまひとつとあって自宅を出るのを躊躇っているうちに時間ばかりが過ぎてゆく。気持ちがあまりのっていないのを感じるので今日はゆけるところまでだろう。初めこそ青空だったが尾根に上がると急に風が強まり天候も急速に悪化し始める。このあたりも天気予報どおりといえばそのとおりなのだが。見上げると薄黒い雲に覆われていて稜線付近はほとんど見えなくなっていた。さらに強風のせいなのだろう。細尾根はかなりの積雪に覆われていて今回のように異様なほど大きく波打つ姿をみるのは初めてだった。小和清水を過ぎると風は強くなるばかり。地吹雪が激しさを増してきていて上空はうなり声のような風音が絶えなかった。そういえば登山口で準備している間、湯本駅から次々と車が下ってくるのをみてちょっと不思議だったのだが、天元台スキー場はこの強風で運休のようだった。細尾根から若女平までは約１時間。見覚えのあるオオシラビソをみつけてホッとする思い。しかし天候が悪すぎる。まわりは薄暗さに包まれ前方に見える筈の西吾妻山は全く見えなかった。すでに１１時をとっくに過ぎており今日はここまでとして往路を戻ることにした。まだ気温が低いおかげで雪はまだ活きており滑りはまあまあ楽しめる。しかし前回のように極寒のときのようなパウダーとはさすがにほど遠く消化試合だった。
