月山（奥ノ院から）
【メンバー】単独
【山行形態】日帰り
【山域】出羽三山
【山名と標高】葉山1,461.7ｍ
【地形図】葉山
【天候】晴れ
【参考タイム】
畑駐車場8：10〜お花畑10：00〜小僧森10：08〜大僧森10：20〜葉山10：50〜奥ノ院11：00〜お花畑12：00〜駐車場13：30
（総上昇量989ｍ、行動距離12.6km）
【概要】
ほぼ１ヶ月ぶりの村山葉山。前回は山スキーだった。ＧＷ明けの平日とあって駐車場には１台もなし。今日は朝から目の覚めるようなほどの青空が広がり気温も上がりそうだった。市民荘周辺ではまだヤマザクラがあちらこちらに咲いている。登山口を過ぎると積雪が出てきてそこからはほぼ雪原歩き。当然といえば当然なのだがまだまだ山スキーも出来そうな程の雪がある。尊仏平もいちめん雪原のブナ林。そのままお花畑まで行けそうだったが手前の大尊仏見晴台に立ち寄ってみる。見晴台では標柱の頭が出ている程度だが部分的に地肌もでていてこの辺りは一週間もすれば夏道を歩けそうな雰囲気だった。お花畑からは遮るものがない稜線歩き。風が強く寒いのでジャケットを着た。景観は１ヶ月前の山スキーの時とほとんど変わらない。大展望を眺めながらの稜線はやはり楽しい。月山にはまだまだ多くの積雪があり全山真っ白。朝日連峰の左手には飯豊連峰もはっきりと見えた。小僧森を過ぎると部分的に夏道は露出しているものの雪庇のほうがはるかに歩きやすい。葉山山頂には所要２時間４０分。体調がいまひとつとあっていつもよりも時間がかかっている。奥ノ院へは見た目ほどの距離はない。ゆっくり歩いても１０分で着いた。奥ノ院からは月山がさらに大きい。朝方に比べればかなり気温は上がったのだろうが風の強さ冷たさはあいかわらずで防寒着とジャケットは脱げない。雪を蹴散らしながら下っていると大僧森近くで単独の登山者とスライド。この大雪原にたった一人というよりはなんとなく安心感があっていい。尊仏平を過ぎるとようやく風は弱まり今度は日射しの強さが気になり出してきた。
