【メンバー】単独
【山行形態】日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】 前山1684m、杉ケ峰1745.3m 、屏風岳1817.1m、南屏風岳1810m、不忘山 1705.3m
【地形図】蔵王山、不忘山
【天候】晴れ
【参考タイム】
エコーライン駐車地点6:20〜刈田峠登山口6:22〜前山6:54〜杉ケ峰7:13〜芝草平7:30-40〜屏風岳8:10〜南屏風岳8:43〜不忘山9:20-9:45〜南屏風岳10:12〜屏風岳10:44〜芝草平11:10〜杉ケ峰11:35〜駐車地点12:25
※参考 総上昇量957m、行動距離15.06km
【概要】
このところ連日好天が続いている。今日も真夏日が予想されているというのでそうそうに避暑地に逃げ出そうという目論見。不忘山は5月31日以来で9日ぶり。今度は反対方向からの稜線歩きで累積標高差はあまりないが往復の距離は刈田峠からのほうが長い。暑くなる前にと今日は早出をする。おかげで出発時は肌寒くて防寒着の他に雨具も着た。いつもならば登山口まで1キロ以上も歩かなければならないが早出をしたおかげで駐車場はまだがら空き。南蔵王登山口の目の前に停めることができた。やはり早朝の山は気分がいい。最近はいろんなことがあって気分が落ち込んでいたがこの清々しい山の空気に触れていると少しずつ元気が出てきそうだ。登山者はまだ少ないのでほとんど出会わない。芝草平では早くもヒナザクラ、ミネズオウ、チングルマが咲いている。屏風岳付近はミネザクラが満開でまさに花見の気分。ほかにはアヅマシャクナゲが少し。前回咲いていたハクサンシャクナゲはほとんど見られなかった。不忘山コル付近の花々は9日前とそれほど変わりはないがその数だけは格段に増えていた。登山道沿いはハクサンイチゲ、ユキワリコザクラ、ミヤマキンバイ、シラネアオイの花、花、花。写真を撮りながらののんびり歩きだったが不忘山にはちょうど3時間で到着。ここではいろんなコースから登ってきた登山者でけっこう賑わっている。朝食なのか早めの昼食なのかわからないがとりあえず今回は久しぶりにコーヒーを淹れて大休止。靄がかかっていた遠方の山々も少しずつ晴れてくるようだ。朝方見えなかった飯豊や吾妻、朝日連峰がよりはっきりとしてきた。山頂では30分近く休んでから下山を開始。帰路は基本、下りなのだが刈田峠までは五つのピークの登り返しがあるのでそれほど楽ではない。南屏風岳を過ぎる頃は気温も上がり半袖シャツ一枚でも暑いほど。すれ違う登山者は朝方よりもずっと多くなっていた。