仙人大滝をパックに
【メンバー】６名（Ｉ藤孝、Ｉ藤く、Ｉ藤賢、Ｅ藤、Ｓ水、Ｇ生）
【山行形態】日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】山形神室岳1344.2ｍ、トンガリ山、ハマグリ山、大関山
【地形図】笹谷峠
【天候】晴れ
【参考タイム】
仙人沢登山口7：10〜仙人大滝8：30〜ダンゴ平11：15-12：00〜山形神室13：00-13：15〜トンガリ山13：35〜ハマグリ山13：55〜大関山14：00〜笹谷峠駐車場14：20
（総上昇量764ｍ、総下降量619ｍ、行動距離8.39km）
【概要】
仙人沢から仙台神室（あるいは山形神室）の周回コース。個人的には２年ぶり４回目。もちろん一番の目的は仙人大滝を眺めることにある。これまでも地元山の会で２回ほど計画したことがあったのだがいずれも雨模様のために中止している。今回は心配していた天候もなんとか回復し数年越しの計画をなんとか実行出来そうだった。笹谷峠の駐車場に集合し２台の車に乗り合わせ登山口へ。沢沿いのコースに慣れない人もいるだろうと早めの出発。大雨の影響からか登山道の至るところが荒れていてなんとなく様変わり。トラバースは結構気を使わなければならなかった。また最近の雨天の影響で水量が多く沢の横断にも時間がかかった。登山口から仙人大滝への分岐点までは１時間ほど。そこから大滝までは１０分程度で到着。久しぶりに見上げる仙人大滝はやはり圧巻。森閑とした雰囲気は秘境そのもので記念撮影をしたりして絶景を楽しんだ。分岐に戻り尾根への登りを再開する。ここも登山コースが結構荒れているので要注意区間。ヘアピンカーブを折り返し少し先の急斜面をひと登りすればようやく稜線に飛び出す。一気に登ってきて汗を搾り取られただけにここで７〜８分程度の小憩タイム。あとはダラダラとした登りがありピークからわずかに下れば仙人沢源頭部へと降り立つ。ここでの時間はすでに１１時。ダンゴ平まではもうわずかだがここまででも結構疲れているメンバーも多く、当初計画していた仙台神室は割愛するしかなさそうだ。涸沢のような沢をたどりダンゴ平に抜け出たところで４５分の昼食タイム。休んでいると笹谷峠から仙台神室を往復してきた夫婦連れが目の前を通り過ぎて行く。ダンゴ平から山形神室までは１時間かかって到着した。いつもは大勢の登山者で溢れているのだが今日はわずかに１、２名。ここで車回収班の先発隊と後発隊に別れてそれぞれに下ることに。山形神室からは早めに下った登山者もいて途中で追い越したりしながら笹谷峠へと下る。日射しはあるものの稜線を吹く風は涼しく快適な稜線歩き。夏のギラギラした日射しはなくすでに秋の気配が漂っている。トンガリ山、ハマグリ山、大関山とピークを乗り越えてゆくと眼下に笹谷峠駐車場がみえてくる。ただしここは駐車場が見えてからが結構長いのでいつもうんざりする区間。つまらないところで転倒などしないよう気を使いながら下った。
