道照寺平は風雪
【メンバー】単独
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】朝日連峰周辺
【地形図】羽前葉山
【山名と標高】熊野山669.6m
【天候】曇りのち雪
【参考タイム】
道照寺平9：00〜熊野神社10：20〜熊野山10：50〜道照寺平11：30
※総上昇量411m、行動距離4.45km
【概要】
今シーズン初めての熊野山山スキー。朝から晴れ間が広がったのを見ていそいそと道照寺平スキー場に出かけてみた。しかし駐車場に着く頃は薄雲が広がり始めていて小雪が舞い始めている。時間がまだ早いのかスキー場では係員がゲレンデ整備中。今日はまだ誰も山に向かった人はいないようだ。軽めのラッセルをしながらゲレンデ脇を登って行く。最近高温続きだったため雪が心配だったのだが積雪はすでにたっぷり。適度なパウダーの感触もいい感じだった。ゲレンデトップからは登山道をほとんど無視しながら登って行く。まもなくプチ風雪となったが木立のおかげでそれほど支障はなかった。神社直下までくるとスキーが無ければ腰まで埋まるだろうというほどの積雪。熊野神社には１時間２０分かかった。ここまで上がるとほとんど登りらしい登りはなくなる。しかし今日はあいにく天候がいまひとつ。途中、展望台からの眺望もほとんどなかった。神社から熊野山山頂までは所要３０分。あいかわらず風雪気味で展望の楽しみも無い。こんなときに長居は無用。シールをはがし即Ｕターンを決める。指先が凍るほどの低温下での作業はつらいもの。しかしいつも思うのだが準備を整えてスキーを履いたときの安心感はいいものだ。途中で気が付いたのだがスキーのトレースを追ってきた登山者がいるらしくスノーシューの踏跡があった。はてどこですれ違ったのだろうと辺りを見渡してみたのだが登山者に出会うことはなかった。熊野神社からは自分のトレースをほとんど無視して適当に滑ってゆく。雪が豊富なだけにどこでも滑って行けるのがこの山の唯一の楽しみだろうか。スキー場のトップに飛び出すとあとはゲレンデ脇のパウダーをひと滑りして駐車場に戻った。
