薄曇りのお田ノ神
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】蔵王連峰
【山名と標高】熊野岳1,840.3ｍ
【地形図】蔵王山
【天候】曇り時々晴れ
【参考タイム】
ライザＰ8：10〜馬の背10：20〜熊野岳避難小屋10：50-11：00〜熊野岳11：10〜ライザＰ12：30
※総上昇量915m、行動距離12.7km
【概要】
久しぶりに蔵王ライザ。しかし期待したほど天候は良くなく終始薄曇りとあって気温の低さに加えて展望もいまいち。それ以上に難儀したのは稜線付近の強風だった。２０数メートルはあるだろうという風は前回あえなく敗退した１月１９日を思い出す。そういえば今日のテンクラでは終日Ｃランクだったなあと。当てにならない時もあるのだが今日は大当たりだった。それでも無理しながらもがんばれたのは前回の落胆した記憶があるからだろうか。一方では気温の低さと疲れもあり膝がけっこう痛み始めている。爆風の馬ノ背から熊野岳避難小屋に登り切り這々の体で逃げ込んだ。少し遅かったがここで目出帽を被り手袋は二重三重に。山頂などどうでもよかったが１０分ほど稜線をたどりようやく前回のリベンジを果たす。シールをはがせばあとは滑るだけ。しかし今回はこれ以上はそうそうないだろうというほどのアイスバーンが延々と続く。氷の洗濯板は横滑りのみで耐えるのみ。今回ほどスキーがなんの役にもたたなかった時は無いのかも知れないなあと反省したのだが後の祭り。難儀しながらの山頂からの滑降だったがそれでも一度も転倒しなかったことだけが唯一の救いだろうと思うことにした。
