正面に西吾妻山
【メンバー】７名（Ｓ田、Ｓ野、Ｓ藤、Ｋ村、Ｕ野、Ｋ藤、Ｇ生）
【山行形態】山スキー、日帰り
【山域】吾妻連峰
【山名と標高】西吾妻山2035ｍ
【地形図】天元台、吾妻山、白布温泉
【天候】晴れ
【参考タイム】
北望台9：30〜梵天岩10：10〜西吾妻山10：30〜西吾妻小屋11：20-12：00〜若女平13：10-20〜細尾根14：00〜スカイバレー14：50〜駐車場15：05
【概要】
前日の大平に続き若女平のツアーコース。個人的にはちょうど５０回目の若女平となる。メンバーがほとんど入れ替わり今日は７名パーティ。今日も好天の予報がでていて天元台スキー場は早朝から激混み。リフト券を購入するにも長い行列が延々と続いた。北望台も準備をする登山者やスキーヤーで大混雑している。西吾妻山へはすでにしっかりとトレースが出来上がっていて坪足でも可能な様子。こちらは適当なコース取りで中大巓を巻いて行く。中大巓直下に飛び出すと前方に梵天岩。斜面には大勢の登山者やスキーヤーが張り付いていてかなりの賑わいぶり。蔵王の樹氷はすっかり融けた模様だがここ吾妻の樹氷は小振りながらもまだまだ立派。吾妻連峰ではまだ一面が樹氷だらけなのだ。天候は無風快晴。心地よい疲れを感じながら１時間かかって西吾妻山。山頂を確認すればさっそく東斜面をひと滑り。吹き溜まりを期待した東斜面だったが強風に飛ばされてパウダーは浅くいまひとつだった。沢底から登り返して西吾妻小屋に。外でもＯＫなほどの気温なのだが新しい山小屋はかなり快適でしばし歓談しながらの大休止となった。ツアーコースに入ると２、３人のスキーヤーのほかめずらしくスノーシューのトレースもわずかに。予想していたとはいえ積雪はかなり少ない。いつもであれば樹林帯のおかげで雪はどこまでも柔らかく雪面はいたってフラットなのだが下るたびにブッシュが体や顔面にビシバシ。波打つ雪面は異様なほど堅い。と思えば今度は緩んだ雪面にスキーを取られて転倒したりと散々な滑降の連続だった。例年だと山小屋から若女平までは３０分程度しかかからないところも今回は１時間１０分かかりようやく降り立った。若女平からはまもなく細尾根。いつも直滑降で滑れるところも雪の少なさと波打つ雪面に今回は慎重に通過するのみ。小坂の急斜面も雪が残っていたおかげでなんとかスキーで滑りおりてゆく。小坂を下れば白布温泉はまもなく。藤右衛門沢にかかる細い橋を対岸に渡り若女平スキーツアーが終了した。総上昇量387ｍ、総下降量1306ｍ 距離11.2km。
